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インビザライン®

バッカルコリドー
(Buccal Corridor)

バッカルコリドー
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より理想的な美しさに近づけるために

矯正治療をする場合、「前歯の並びをきれいに整えれば、口元の美しさが得られる」と思われていることが多いですが、実際には、前歯だけがきれいに整っても、奥歯とのバランスが悪く見えてしまい、満足のいかない結果に終わってしまうことがあります。
矯正治療でより良い結果を出すためには、単に歯並びを整えるだけではなく、唇やお顔とのバランスなども考えて行うことが大事です。
笑顔の美しさの大事な指標の一つとして「バッカルコリドー」というものがあります。より理想的な美しさに近づけるためには、このバッカルコリドーのことも考えて行うことも大事な要素となります。

バッカルコリドーとは

バッカルコリドーとは
バッカルコリドーというのは、「頬の隙間」という意味で、笑ったときに口角の内側部分にできる隙間のことを言います。バッカルコリドーが大きいと、口角の内側に影ができ、口元の印象が暗い感じになったり、幼い印象を与えたりすることがあります。
矯正治療を行ったケースでも、笑顔になった状態を考慮せずに行われた矯正治療では、唇と歯のバランスが悪くなり、バッカルコリドーを作ってしまうことがあります。
バッカルコリドーが少ない方が、笑った時に全体的に白い歯が見えるため、より明るく華やかな「ハリウッドスマイル」的な笑顔になります。

バッカルコリドーの原因

バッカルコリドーの原因
バッカルコリドーが目立つ大きな原因としては、歯列(歯並び)の横幅が狭い「狭窄歯列弓(きょうさくしれつきゅう」が挙げられます。歯並びの幅が狭いと、バッカルコリドーが大きくなるだけでなく、歯が歯並びから外れてガタガタの歯並びになりがちで、見た目にさらに問題が出やすくなります。
また、歯が小さい、噛み合わせの癖がある、といった場合にもバッカルコリドーの大きさに影響が出る場合があります。

◆日本人はバッカルコリドーが大きくなりやすい
日本人をはじめとする東洋人は一般的に、西洋人と比較して顔が横に広く、その割には歯並びの幅が狭く、歯も小さい傾向があり、そもそもバッカルコリドーが目立ちやすいと言えます。
しかも、従来までの矯正治療においては、顔幅の狭い西洋人の歯並びの幅を基準に行われてきたため、顔幅の広い日本人にとっては幅が狭すぎとなってしまい、結果的にバッカルコリドーが大きくなってしまう、ということがしばしば起こっていたのです。

バッカルコリドーはインビザラインで改善できる可能性があります

バッカルコリドーの原因
バッカルコリドーは、矯正治療で歯並びの横幅を広げていくことで改善することができます。矯正治療をする際には、歯並びや噛み合わせのみを整えるだけではなく、お顔の全体のバランスや口元の美しさ、笑顔の美しさをなど、トータルな美しさを考えた治療計画を立てて実行していくことが大切です。
透明なマウスピース装置を使って行うインビザラインシステムでも、バッカルコリドーを改善できる可能性があります。興味のある方は一度当院までお気軽にご相談ください。